ドイツと熊本で妊娠出産子育て

3年半のドイツ在住中に妊娠出産。現在は熊本で4歳と1歳の姉妹育児中。3人目妊娠中。

先天性耳瘻孔の摘出手術の記録③

☆2018年2月

2歳2ヶ月

手術予定日5日前、入院前の検査のために病院へ行きました。

入院手術をする病院の耳鼻科には執刀医の先生以外にお二人の医師がいて、そのお二人からはこんなに小さいうちに手術をする必要はないのではないかと言われました。まだ2歳なのに全身麻酔をすることへの心配かと思っていましたが、麻酔の心配はほとんどないと。これから成長するにつれて顔も大きくなっていくから手術の跡も大きくなっていくよと言われました。

手術の跡については、女の子だし、将来気にしたらかわいそうだなという気持ちもありましたが、高熱のたびに腫れる痛みをこの先何年も我慢するくらいなら、傷跡が残ってでも手術するべきだと考えました。幸い執刀医の先生も同じ考えでありがたかったです。

 

入院前の検査では検尿や血液検査、胸部のエコー写真などを撮りました。

血液検査のために採血をするとき、近くにいることができなくて、別室で待っていないといけないのがとてもつらかったです。

娘の泣き叫ぶ声が遠くから聞こえてきて、そのたびに「ごめんね。ごめんね。」と心の中でつぶやいていました。

 

検査後は部屋のベッドの上でパズルやお絵かきをして遊びました。

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入院中に退屈しないようにと、いくつかおもちゃを買っていましたが、点滴繋がれていてでベッドの上から動けないことがほとんどだったので、色々と準備していてよかったです!

 

ドイツで10日間入院していた時に比べたら、必要なものは売店で買えるし食事はおいしいし、なにより言葉が通じるので不安な思いをせずに過ごすことができてよかったです。個室だったのであまり音を気にせずテレビを見ることもできて、娘は朝と夕方に好きな番組が見れる時間を楽しみにしていました。

 

明日いよいよ手術。

普段夜遅くまで眠れない娘も、慣れない検査に疲れたのか消灯後にはぐっすり眠りました。

私は緊張と不安と、ベッドが狭いのとでなかなか寝付けずにいました。

(子供用のベッドに一緒に寝るのですが、寝相の悪い娘から何度も蹴られ、転落防止用の柵に腰が当たって毎日痛かったです笑)