ドイツで妊娠出産子育て

ドイツで子育て奮闘中。妊娠・出産・子育ての記録。現在日本に一時帰国中。娘は2歳3ヶ月です。

ソフロロジー式分娩を体験して

私は娘をソフロロジー式分娩という方法で出産しました。
自分が妊娠をするまで、「ソフロロジー」という言葉を聞いたこともありませんでした。
たまたま出産する産院の方法がソフロロジー式分娩だったのですが、結論から言うと、ソフロロジーで出産して本当によかったです。
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ソフロロジーとはフランスで始まった出産方法で、リラックスできる音楽を聴きながらイメージトレーニングをすることで、出産への不安や恐怖を軽くし、前向きな気持ちでお産ができるようにします。
イメージトレーニングを行うことで、陣痛を痛いと感じるのではなく、赤ちゃんに会える喜びと感じ、リラックスした状態で陣痛を受け入れ、赤ちゃんとともにお産を乗り越えようとする力となります。

↑このような説明を聞くと、なんだか宗教臭くてちょっと正直嫌悪感さえありました。
いやいや陣痛は痛いだろうと。
実際、娘の出産時の陣痛は今までに味わったことのない痛みで「裸になって大声で叫びながら大草原を転げ回りたい」とか訳のわからないことをつぶやいていました。
が、よくドラマの出産シーンにあるような大声で叫ぶこともなく、誰かに当たり散らすこともなく、ひたすら息を吸って吐くことに集中してとても静かに出産を乗り越えました。


妊娠中に行うこと
とにかく何度も出産のイメージをすることが大切です。
CDを聞いて毎日イメージトレーニングするようにと言われていましたが、せっかく母が購入していてくれたのにまったく聞きませんでした。
聞こうと思ってiPodを開くと懐かしの曲が出てきて、結局好きなアーティストの曲ばかり聞いていました、、、。
予定日を過ぎてからは、いつ出産してもいいように毎日聞いてから寝るようにしていました。

分娩中
分娩室でも音楽が流れていて、とにかく息を長く長く吐き続けることに集中していました。
目の前に火が灯ったロウソクがあり、ロウソクの火が消えないぐらいの強さでふぅーっとできるだけ長く息を吐くイメージ。
私は中高吹奏楽部で、音程が狂わないように気を付けながら長く音を出すロングトーンという練習方法があるのですが、それを思い出しながらとにかく息を細く長く吐くことに集中していました。

そのせいか、急にいきんでと言われても、今までできるだけ力を入れずに全身の力を抜いて息を吐くことだけに集中していたので、体にまったく力が入らず、うまくいきむことができず、
「頭見えてきたから、あと1回いきんだら赤ちゃん出てくるよ~!」
と言われてから5回以上いきみました。
娘の頭が大きすぎたという説もあります。

よくドラマの出産シーンでみるようなギャーと喚くようなことはまったくなく、本当にひたすら息をはいているだけでした。
立ち会ってくれた母が動画を撮っていてくれたのですが、私はただ長く息をはいているだけだったので、私の声はまったく入っていません。

いきむときの注意点
いきむときに「目を開けて!目を閉じないで!」と何度も言われました。
顔の血管が切れて大変なことになるそうです。

おわりに
ソフロロジー式分娩のおかげで、娘は産まれた瞬間から全身にしっかり血がめぐってピンク色というよりは真っ赤で、目はパッチリと開いていて驚きました。
すぐにカンガルーケアができました。
「ソフロロジー出産は赤ちゃんに優しいお産」だと思います。

2人目を授かることができたら、また同じ産院で出産したいです。
日本ではなくドイツで出産することになっても、自分なりにできるだけソフロロジー式分娩に近いかたちでお産ができたらいいなと思っています。