ドイツで妊娠出産子育て

ドイツで子育て奮闘中。妊娠・出産・子育ての記録。現在日本に一時帰国中。娘は2歳3ヶ月です。

コウノドリ第3話をみて、産後うつについて考えてみた。

放送中のドラマ、コウノドリ。
シーズン1の放送中はちょうど妊娠中で、里帰りしていた実家で母と一緒にみていた。
当時お腹にいた子ももうすぐ2歳。
キャストの方々も、当時から人気だったけれど、今や大人気の売れっ子俳優さんが勢揃い。
松岡茉優さん、吉田羊さん、星野源さん、坂口健太郎さん。素敵な俳優さんばかり。

ドイツからでも、テレビ局の見逃し配信アプリで、vpn接続(いつか詳しくブログに書く予定)やらをなんとかしたら問題なく視聴できる。時差で7時間遅れているので、日本と同じ感覚で金曜10時に視聴できる。

第3話をみて、書きたいことがバァーッと溢れてきたのでとても長いですが最後まで見ていただけると嬉しいです。


産後2ヶ月は実家にお世話になっていたので、孤独を感じることはなかったけれど、それでも夜中に起きて授乳していると急に涙が止まらなくなることは何度もあった。

生後2ヶ月の娘を連れてドイツへ戻り、
夫は職場で食事を済ませてくれるので食事の準備もしなくていいし、マンション共有だけど洗濯機と乾燥機があるので洗濯はたたむだけでいいし、ワンルームだから掃除もそんなに時間がかからないし。

やらないといけない家事なんてほとんどないのに、それでも毎日家事をこなせなくて、イライラして、娘の泣き声を聞きたくなくてトイレに籠って泣いたこともあった。泣き声トイレまで聞こえてくるけど。

ご近所に迷惑だし、なにより泣いている娘がかわいそうで、
絶対に泣かせてはいけない!
と思っていて、泣いたらすぐに抱いてあげたし、オムツかえても抱っこしても泣き止まないからと授乳してばかりいた。
少しくらい泣いていたって大丈夫だよと当時の自分に言ってあげたい。

夫が仕事で夜中に帰ってくるので、自分はシャワーを浴びる暇もなく、3日も4日もお風呂に入っていないことも当たり前になっていた。もちろん化粧なんてする暇ないし、髪は常にボサボサだから無理矢理ゴムでひとまとめ。

外出時は娘の顔をキレイに拭いて着替えさせて自分は顔も洗わず髪もとかさずに外出していた。

夜は3時間毎に授乳と言われていたけれど、30分も続けて寝てくれないし。授乳してたら乳首くわえて離さなくて、やっと寝たかと思ってもベッドに置いたら起きるし、やっとベッドで寝たかと思ったら10分もせずに起きて、、、
添い乳(添い寝しながら授乳)してたらそのまま朝になることも何度も何度もあった。

川の字で寝てるのに泣き声に気付かず眠り続けている夫が羨ましかったし憎かった。
夫は何時間も立ち仕事で疲れているから寝てて当然なんだけど。

友人が会いに来てくれたらうれしいし、娘は可愛いし、両親や義両親にも写真や動画をたくさん送って、SNSにはお祝いや記念日の写真をUPするから、誰もが育児を楽しんでいると思っていたと思う。

娘はかわいいし、産まれてきてくれてありがとうと心から思うし、子育てには喜びもたくさんある。

でも、楽しいだけではない。

産後うつ
出産前まで、自分には関係ないと思っていたけれど、きっといつなってもおかしくない状況だったと思う。
海外だけど日本にいる家族や友人とSNSで繋がるし、なにより夫ができる限りのことをしようとしてくれたから、なんとか乗り越えた。乗り越えたのか?まだまだ育児は続くけれど、、、。

「おっぱいじゃなくてミルクにしたら?」
と言われて
ミルクだったら夜起きて自分があげるから、夜中私はぐっすり眠れるようにと思って言ってくれたんだけど、
こんなに大変な思いをして授乳しているのに!
と悲しくて悔しくて涙が止まらなかった。

「他の家より家事が少なくて楽だよね。」
と言われて
少ない家事を完璧にできない自分にイライラして悲しくて泣いた。
実際、毎朝旦那さんのお弁当と朝食つくって夕食つくって毎日洗濯干して何部屋も掃除して、仕事復帰や保育園入れるための準備して、、、
としている人もいるから、本当にとってもとっても楽だと思うけど、人から言われるとカチンとくるよね。
今思うとなんてことない言葉も、当時はグサグサと心に刺さって、一生分の涙を使いきったんじゃないかと思うくらい毎日泣いてた。

夫が仕事に行っている間は、狭い部屋の中で娘と2人きり。娘と自分と、世界に2人しかいない気がして。孤独でつらかった。


もうすぐ娘は2歳。
私もまだまだ母親2歳。
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娘がとにかくよくしゃべるので、夫が仕事でいなくて2人きりのときに孤独を感じることはなくなった。家事も娘が寝ているうちにしていたことを娘と一緒にできるようになった。朝まで続けて寝てくれるようになったから私の睡眠時間も確保できている。
それでもまだ、娘の機嫌や体調が悪かったりしてどうしようもなくて泣いてしまうことがある。
一年前までは、
「こんなことで泣くなんて、自分はなんて弱いんだ。母親失格だ。」
と思って余計につらくなっていたけど、最近は泣きたいときは気がすむまで泣くようにしてる。
もちろん娘の前では泣けないけれど。

最近は夫が休みの日は夫と娘と2人でおでかけしてくれるようになって、私も1人の時間を楽しめるようになってきた。夫も嬉しそうだし。

もっと早く、夫に預けて出かけたり、私だけ家に残って2人に出かけてもらったりしたらよかったなと思う。


「ホルモンバランスのせい」

と言い聞かせるようにしてからは、少し楽になったから、今、育児中で、孤独を感じている人、夫にイライラしている人、なぜか涙が止まらない人は

「ホルモンバランスのせい」

と言い聞かせると少しだけ楽になれるかも。

海外で子育てすごいよね
と言ってくれる人がいて、ありがたいけれど、

日本国内にいても、実家から離れて暮らしていたらまったく同じ状況だったと思う。
(言葉が通じなかったり食べたいものがすぐに買えなくて困ったりはするけれど)

だから、日本で子育てしている友人たちも、SNSの投稿では楽しそうで幸せそうだけど、誰も知らないところで泣いているだろうなと思う。

もっともっと子育てしやすい国に、世界に、
なってほしいな。なんて他力本願だから、

していくにはどうしたらいいんだろう。

こんなにダラダラと産後つらかったことを書いたけれど、2人目も、できたら3人目も欲しい。

一生分の涙を使い果たしたんじゃないかというぐらい泣いたけれど、
やっぱり娘の成長はなによりもうれしい。産んでよかった。産まれてきてくれて本当によかった。

「子どもは未来だから。」