ドイツと熊本で妊娠出産子育て

3年半のドイツ在住中に妊娠出産。現在は熊本で4歳と1歳の姉妹育児中。3人目妊娠中。

第二子 妊娠初期症状

妊娠4週目
疲れやすくなって寝ても寝ても寝たりず。朝6時前に娘から起こされるのがとても辛かったです。
動悸がすごく激しい日があり、たまたま夫が休みだったので、私は家でゆっくり眠らせてもらい、娘を連れて半日おでかけしてもらいました。

妊娠5週目
疲れやすいのは先週とかわらず。たまたま体調を崩していた娘と毎日何時間も昼寝をする日々。
1日中気持ち悪いけれど、食事はとれる。嘔吐はなし。
チョコレートアイスを食べたあとに嘔吐。
魚や昆布の出汁の匂い、チーズの匂い、玉葱と生姜の匂いが異様に気持ち悪く感じる。

妊娠6週目
食べづわりなのか、何か食べていないと気持ち悪い。
塩おにぎりやクラッカーを少しずつ食べる。
口の中に入れてゆっくり時間をかけて食べる。
口の中に何か入っているときだけは気持ち悪くない。

妊娠6週3日
病院で初の検診。
心拍も確認できた。
赤ちゃんは8㎜。

第二子 妊娠超初期症状

妊娠超初期とは、妊娠0週~3週。
最終月経開始日が0週0日なので、妊娠超初期はまだ生理予定日より前。
妊娠しているかどうかわかっていない状態。

それでも、確実に体内は変化しているわけで、敏感な人はこの超初期から悪阻のような症状が出るそうです。
私も妊娠3週目頃から「妊娠超初期症状」といわれるような症状がいくつかありました。


妊娠3週目
生理予定日よりも前、まだ検査薬で陽性反応が出る前。
「妊娠性鼻炎」といってくしゃみ鼻水目の痒みという症状に悩まされました。
肌荒れもひどく、化粧は全くせず、寝る前は洗顔後にアベンヌウォーターを化粧水がわりにし、ワセリンを塗って寝ていました。


妊娠3週4日(生理予定日2日前)
妊娠検査薬陽性。

鼻炎が花粉症によるものだと思っていたので、薬を飲もうか悩んでいたので、生理予定日4日前から使える検査薬を使って検査しました。陽性反応が出たので薬を飲むのはやめ、念のため目薬もせず、ひたすら鼻をかんでいました。ひどいときは1日ティッシュ2箱使っていました。

第二子妊娠しました!

まだ7週目に入ったばかりですが、病院で心拍まで確認できたので記録。

1人目を産む前から、子どもは3人以上産みたいなと思っていましたが、産後なかなか生理が再開せず。
完全母乳だからか、夜間授乳が頻繁だからかと考えましたが、完全母乳でも産後1ヶ月で生理が再開すしたという友人もいて。
こればっかりは個人差があるし体内の問題だからどうにもできないなと悩んでいた日々。

生理が再開したのが夜間断乳をした1歳8ヶ月の頃。その2ヶ月後に娘が自ら「もうおっぱいいらない。」と卒乳しましたが、夜間断乳した頃からすでに授乳は朝起きてすぐと夜寝る前だけだったので、やっぱり授乳と生理の再開は関係したのか。


1歳半頃から、自分より小さい赤ちゃんに興味津々で、おもちゃ屋さんでは日本の「メルちゃん」や「ぽぽちゃん」のようなお世話人形に夢中だった娘。
昨年末、一時帰国中に妊娠中の友人と会う機会がありその人から
「お腹に赤ちゃんがいるのよ。」
と聞いてから
「ママのおなかにも、はやくあかちゃんがくるといいのにね。」
と毎日のように言っていました。

夫婦でも、そろそろ真剣に2人目を考えようと話し合い、排卵日を計算したのが3月末、なんと、4月の排卵日でうまくいったようです。
とてもとてもありがたい。

今はまだ数回の嘔吐ですが、娘を妊娠中の悪阻がとてもひどく、毎日朝から晩までトイレに頭を突っ込んで過ごし、水も飲めず胆汁まで吐いて2カ月で7㎏も痩せたので、今回はそうではないことを祈るばかり。

娘には病院に行く前に、赤ちゃんがいるかもしれないと伝えていて、病院では一緒にエコーの映像をみたので(ドイツでは、夫も子どもも診察室に入って内診中も近くで見守っています。)

「あかちゃんいるからやさしくなでなでしようね。」
と毎朝起きるとお腹をなでてくれます。

早く伝えすぎかと悩んだけれど、妊娠3週目(生理予定日より前)からすでに腹痛と嘔吐があり、お腹が痛くて動けないという日があったので、心配してくれていた娘。
妊娠検査薬で陽性が出たときに
「ママが毎日お腹が痛いのは、お腹の中に赤ちゃんが来てくれたからかもしれない。今度一緒に病院に行ってみてもらおうね。」
と伝えました。

娘1人に全力を捧げてあげられるのも、あと7ヶ月とちょっと。
予定通りだと娘が3歳になった翌月に第二子が産まれてきてくれます。

今後も悪阻が軽く、毎日娘と公園へ行けますように!

ドイツの公園で

数日前、近所の公園でのできごと。
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砂場で遊んでると3~4歳ぐらいの子が近寄ってきて娘のおもちゃをとって投げつけてきたり砂をかけたり蹴ったりしてきた。

娘が泣きながら私に抱きついてきたら、今度は私に砂をかけて蹴ってくる。子どもって手加減しないから本気で痛い。
「いじわるしないでー!」
「わたしのおもちゃだよー!やめてー!」
「ままのことけらないでー!」
と大声で泣き叫ぶ娘。
もちろん日本語通じない。

いじわるっ子の両親はベンチに座って仲良くコーヒータイム。(ドイツではよく見る光景)
我が子がいじわるしてるの気づいても遠くから名前呼ぶだけで叱らない。

なんか言ってやりたいけどドイツ語わからないし。でも日本で同じことあっても親にはなんも言えないだろうな。

子どもの社会に首突っ込まないことも大事だけど、放置もどうかと思う。
保育園や幼稚園にいったらこういうこともたくさんあるんだろうし、たくさん嫌な思いして優しく強くなってくれたらいいんだけど、大人が見てるのに注意しない、助けないっていうのは違うかなと思い、身の危険を感じたのでひとまず逃げることに。 「やめてと言ってもおもちゃとられちゃうから、ここはもう逃げるしかない。この子がいなくなるまでブランコかすべりだいして遊ぼう。」
と、娘に提案しすべりだいへ。

上から滑ろうとしたら下で待ち構えてすべりだいドンドン叩いて威嚇してくるいじわるっ子。
「こわいよー!しないでー!」
とまた大泣きの娘。
なんだか目をつけられたようで、どこにいっても追いかけてくる子。

こわがって家に帰りたがったので帰宅準備していると
「あの子におもちゃ返しなさい」
と親に言われて投げて返してくるいじわるっ子。
それを見て微笑ましく笑う両親。
いや、そこ笑う場面じゃないから。おもちゃ当たってますから。

ずっと被ってた帽子をとったら髪の長い女の子で衝撃。
やんちゃだから男の子だと決めつけてた自分に反省。

帰宅してちょうど休憩時間で帰ってきたパパに
「おもちゃなげられたの、いやだったの、ままがけられてかなしかったの。」
と必死で伝える娘
泣きそうになりながら話を聞くパパ
「もし今度同じことがあったら、パパがやっつけてあげるから」とパパに言われて
「え?はぁ?」
みたいな反応の娘。

娘がいないところで私に
「何かして欲しいわけじゃなく、今日あったことを聞いて欲しいだけなんだね。すっかり女だね。」
と言っていたパパ。
そうそう、話を聞いて解決策を求めてるわけではなくただただ聞いて共感して欲しいのよね。
女心がよくわかってらっしゃる。

就寝前、ぬいぐるみたちを投げ散らかしながら
「いじわるでしょー」
とニヤニヤ笑う娘。
自分がされて嫌だった気持ちと、仕返ししたい気持ちと、なんだかモヤモヤしてるんだろうな、人間っておもしろい。

ぬいぐるみたちに謝って元に戻すまで許さないと言われて30分間私から無視され続ける娘。
30分かかったけれどちゃんと元に戻した。

人に暴力ふるうんじゃなくて、ぬいぐるみ相手に発散させて心が落ち着くなら、叱るべきじゃなかったのか、でも投げたり蹴ったりしていいのはボールだけと言い続けてるし。あとから色々考えて反省。
子育てって正解が何かわからないから難しい。

上記のことを日本の友人たちに話したら、日本でも同じようなことが多々あるようで驚き。
叱らない親、我が子を放置の親に困っている友人が既婚や子どもありなしに関係なくたくさんいました。

今回は娘が一方的にやられたほうだけど、今後、逆の立場もあるかもしれないし、気づいていないところで迷惑をかけていることもあるだろうし、子育てについてまた考えさせられた出来事でした。

お医者さんごっこが好きな娘のために

娘は2歳になったばかりなのに、救急車、入院、全身麻酔での手術まで経験していて、病院が大好き。

ひとり遊びでのおままごとでは、料理を作ったり買い物したりの真似事よりもお医者さんごっこをしている回数のほうが遥かに多いです。
先日はスーパーのレジの方に手を振りながら「おだいじにー」と言っていました。

そんな様子を電話で話したり動画を送っていたのを見た兄が、Amazonで激安だったからと、お医者さんごっこができるようなおもちゃをプレゼントしてくれました。

プラスチックのケース付き。
娘は大喜びで、「ありがとういわなきゃ!」と兄にSkypeで「ありがとう」と電話し、夢中で遊びました。

ただ、何に使うのか謎の物が多い。元看護師の母もわからないと言っていました。日本の製品ではないのでしかたないですね。
そして、今までぬいぐるみ相手に診察のふりをしていたのに、聴診器や体温計を実際に人に当ててみたいようで、私や両親が患者役をやらされることに。
「元気です!大丈夫です!」
と言っても
「おなかがいたいいたいですね。おくすりのみましょう。」
「ちゅうしゃしまーす。がまんしてねー。」
と長時間付き合わされる。

困ったなーと思っていると、キティーちゃんのお医者さんセットがMrMaxという激安量販店で安売りしているのを発見。
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購入時はセールで900円でした。

患者役のキティーちゃんがついているので、これなら私が患者役をし続けなくて済むぞー!と思い即買い。

思った通り、娘はしゃべるキティーちゃんに大喜び!しかも、診察して注射すると「よくなってきたみたい」と言って楽しい音楽が流れるのでご満悦。
何に使うかわからない物は入っていないし、1つ1つもよくできています。
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注射器はバネが入っていて押したら戻ってくる。
体温計はスイッチで温度がかわる。
お薬はキャップの開閉ができる。

買ってよかったー!

せっかくなので、使えそうな物(聴診器と体温計)とケースは兄にもらった物も使用しています。

購入したのは入院前だったので、入院中も、個室に持ち込んでずっと遊んでいました。仲良くなって部屋に遊びに来てくれた隣の部屋の6歳の女の子も夢中で遊んでいたので、娘のように2歳になったばかりから小学校低学年ぐらいのお子さんまで遊べそうです。
おすすめです。

ただ、やっぱりキティーちゃんだけではものたりないようで、実家では私の父がしょっちゅう患者役をやらされています。

2歳の冬 順調だったトイレトレーニングに悩まされる日がやってきた

日本へ一時帰国中です。

2歳の娘は生後5ヶ月の頃から補助便座を使ってトイレでうんちをしています。
使用している補助便座はこちら
コンビ ベビーレーベル補助便座

娘の中で、うんちはトイレに。おしっこはオムツにが習慣に。
夏の暖かい時期に、トレーニングパンツを使ってトイレトレーニングして、おしっこもトイレにできるようになってオムツはずれそうだったんですが、寒くなってくるとなかなかうまくいかず。

実家では、前回帰国したときに持ち帰っていたドイツで購入したNUKの補助便座を使っていましたが、祖父の家へ行ったときに補助便座を持参しておらず、
しかも便座の暖房がこわれていて
「つめたいよー」
と言ってトイレを嫌がるように。
ドイツのトイレにも便座暖房なんてついていませんが、トイレの近くに暖房器具がありあたたかいので冷たい便座に慣れていなかったせいか。

それがきっかけか、あんなに大好きだったトイレを嫌がるように。

実家で使っていたNUKの補助便座もプラスチックなので冷たいと感じるのか嫌がるようになり、うんちもオムツでしてしまうようになりました。

お正月に夫の親戚で集まったときにお年玉をもらい
「おといれつめたいからあたらしいおといれくださいしようねー」
と言いだしたので親戚一同爆笑。
購入を決意。
せっかくなので、ドイツで使っている同じ商品ではなく、別のものを購入してみようと思い、今回はリッチェルの補助便座を購入しました。
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オレンジとグリーンがありますが、オレンジが人気なのか、西松屋やアカチャンホンポでグリーンのみ安売りしていたことがありました。セール時以外ではAmazonが安かったです。

持ち手が前でなく横にあるので、おむつとズボンを完全に脱がせなくても補助便座に座らせることができ、また、娘の場合は前でなく横に手を置いたほうが踏ん張りやすそうでした。
ただ、便座カバーがペタッと張り付けるタイプ(洗濯可能)なのでカバーがついてない部分にお尻や足が当たって冷たいようで「つめたいよー」と泣きながら座っていました。
1週間程で慣れたようで、冷たいとは言わなくなったので、夏場はあまり気にしなくてもいいかもしれません。

今回購入したリッチェルの補助便座を実家に保管しておくことにしました。

追記
ドイツへ戻り、ドイツの自宅へ置いていたコンビの補助便座に座らせると、カバーがしっかりついているからか「つめたい」とは言いません。
ただ、持ち手が前についているので足を広げて座らせないといけないため、毎回オムツもズボンも脱がせなくてはいけないのと、前についている持ち手を越えて座らせないといけないため、重たくなってきた娘を「よっこいしょ」と抱えないといけないのが難点。

夏場にトイレトレーニングを始める方は、便座の冷たさはあまり気にしなくていいだろうから、リッチェルの購入がおすすめです。
寒い時期や、1歳前から始める場合は持ち手が前にあって便座カバーがしっかりと付いているコンビの補助便座がおすすめです。

娘はもう2歳3ヶ月で持ち手がなくても1人で安定して座れるようになってきたので、コンビの補助便座の持ち手部分を取り外して使用するようにしようかと考え中です。

ソフロロジー式分娩を体験して

私は娘をソフロロジー式分娩という方法で出産しました。
自分が妊娠をするまで、「ソフロロジー」という言葉を聞いたこともありませんでした。
たまたま出産する産院の方法がソフロロジー式分娩だったのですが、結論から言うと、ソフロロジーで出産して本当によかったです。
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ソフロロジーとはフランスで始まった出産方法で、リラックスできる音楽を聴きながらイメージトレーニングをすることで、出産への不安や恐怖を軽くし、前向きな気持ちでお産ができるようにします。
イメージトレーニングを行うことで、陣痛を痛いと感じるのではなく、赤ちゃんに会える喜びと感じ、リラックスした状態で陣痛を受け入れ、赤ちゃんとともにお産を乗り越えようとする力となります。

↑このような説明を聞くと、なんだか宗教臭くてちょっと正直嫌悪感さえありました。
いやいや陣痛は痛いだろうと。
実際、娘の出産時の陣痛は今までに味わったことのない痛みで「裸になって大声で叫びながら大草原を転げ回りたい」とか訳のわからないことをつぶやいていました。
が、よくドラマの出産シーンにあるような大声で叫ぶこともなく、誰かに当たり散らすこともなく、ひたすら息を吸って吐くことに集中してとても静かに出産を乗り越えました。


妊娠中に行うこと
とにかく何度も出産のイメージをすることが大切です。
CDを聞いて毎日イメージトレーニングするようにと言われていましたが、せっかく母が購入していてくれたのにまったく聞きませんでした。
聞こうと思ってiPodを開くと懐かしの曲が出てきて、結局好きなアーティストの曲ばかり聞いていました、、、。
予定日を過ぎてからは、いつ出産してもいいように毎日聞いてから寝るようにしていました。

分娩中
分娩室でも音楽が流れていて、とにかく息を長く長く吐き続けることに集中していました。
目の前に火が灯ったロウソクがあり、ロウソクの火が消えないぐらいの強さでふぅーっとできるだけ長く息を吐くイメージ。
私は中高吹奏楽部で、音程が狂わないように気を付けながら長く音を出すロングトーンという練習方法があるのですが、それを思い出しながらとにかく息を細く長く吐くことに集中していました。

そのせいか、急にいきんでと言われても、今までできるだけ力を入れずに全身の力を抜いて息を吐くことだけに集中していたので、体にまったく力が入らず、うまくいきむことができず、
「頭見えてきたから、あと1回いきんだら赤ちゃん出てくるよ~!」
と言われてから5回以上いきみました。
娘の頭が大きすぎたという説もあります。

よくドラマの出産シーンでみるようなギャーと喚くようなことはまったくなく、本当にひたすら息をはいているだけでした。
立ち会ってくれた母が動画を撮っていてくれたのですが、私はただ長く息をはいているだけだったので、私の声はまったく入っていません。

いきむときの注意点
いきむときに「目を開けて!目を閉じないで!」と何度も言われました。
顔の血管が切れて大変なことになるそうです。

おわりに
ソフロロジー式分娩のおかげで、娘は産まれた瞬間から全身にしっかり血がめぐってピンク色というよりは真っ赤で、目はパッチリと開いていて驚きました。
すぐにカンガルーケアができました。
「ソフロロジー出産は赤ちゃんに優しいお産」だと思います。

2人目を授かることができたら、また同じ産院で出産したいです。
日本ではなくドイツで出産することになっても、自分なりにできるだけソフロロジー式分娩に近いかたちでお産ができたらいいなと思っています。